台湾から八重山に初めてもたらされたパインアップルの歴史を1871年の牡丹社(パイワン族の集落)事件に遡って台湾・八重山の人とモノの往来を描くドキュメンタリー映画が公開中です。
12/5~12/27
2015年/日本/85分/カラー
ポレポレ東中野 にて 10:40-
(東中野駅徒歩2分)
料金: 一般 1500円 / 大専 1300円
シニア 1100円 / 中高 1000円
監督 : 本郷義明
原案・監修: 三木 健(ジャーナリスト)
製作・著作 :
はるかなるオンライ山 映画製作委員会
株式会社シネマ沖縄
琉球新報社
以下、同館 www.mmjp.or.jp/pole2/ より引用します。
<ストーリー>
《パインを沖縄にもたらした入植者の物語》
沖縄の特産物として名高いパインアップルのルーツは、戦前にパイン缶工場を沖縄に根付かせようと渡って来た、台湾からの入植者によってもたらされました。台湾と沖縄。二つの文化が時にはぶつかり、時には手をとりあって、大きな夢を実現させていく苦難と希望のドキュメンタリーです。
《歴史と大国に翻弄される島々》
歴史の中で、沖縄と台湾が大きく関わるのは、1871年に宮古島の船員54人が遭難して流れ着いた台湾で、先住民族のパイワン族の人々に殺された牡丹社事件からでした。これを理由に日本は台湾に出兵。同時に沖縄は日本の領土であることが国際的に認められていきます。その後、1895年、日清戦争によって台湾も日本の植民地となり、時代は大きく動き出します。
以上