「原住民族言語発展法」通過、原住民族諸語が「国家言語」に

(取り急ぎの速報です…)

台湾の立法院(日本の国会に相当)は5月26日、「原住民族言語発展法(原文:原住民族語言發展法)」を通過させました。これにより、原住民族諸語は「国家言語」と定められ、各族語の発展のための措置が推進されることとなり、語学教員の養成、学校教育への各族語課程の設置も定められました。

条文には、直轄県市政府、原住民族地区及び原住民人口1500人以上の非原住民地区の郷鎮公所に専任の原住民族語普及要員を配置すること、中央の主管機関では各族と協議の上、原住民族語の新語を発展させるとともに各族語辞典と言語データベースを構築することが明記されています。