東京天理参考館第166回展「台湾平埔族のものがたり―歴史の流れと生活文化の記憶―」

www.sankokan.jp/news_and_information/ex_tg/tg166.html より引用します

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”台湾平埔族(へいほぞく)”とは、古くから台湾西部の平野部に暮らしていた先住民族の総称です。彼らは17世紀後半より中国大陸から移住してきた漢民族の影響を受け、独自の言語や生活文化は大きく変容、または失うことになりました。

台湾では1980年代からの民主化に伴い、先住民族の伝統文化を保護するようになりました。平埔族の人びともわずかに残った彼ら特有の言語、習慣や、生活文化の記憶を辿る”もの”を通して、自らのアイデンティティを探ろうとする動きを活発に行っています。

本展では絵図、古地図、古文書などから彼ら平埔族の歴史を振り返り、今では台湾現地の平埔族の人びとの実生活においても見ることが難しい、ありし日の生活道具や、衣装、織物などを紹介します。さらに近年の現地調査を踏まえ、今日の平埔族の人びとの姿にも迫ります。
台湾の平埔族の人びとが時代とともに紡ぎ出したものがたりをお楽しみ頂けたら幸いです。

◆会期:2019(平成31)年2月16日(土)~4月6日(土)
◆開館時間:午前9時30分~午後5時30分 ※入館は午後5時まで
◆休館日:毎週日曜日
◆入館料:無料
◆会場:東京天理ビル9階 天理ギャラリー
 ※〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1丁目9  03-3292-7025
   神田駅徒歩7分
◆ギャラリートーク(展示解説)
日時:2019(平成31)年2月16日(土) 午後1時30分から
担当:早坂 文吉 学芸員

以上