11/11東京大手町にて「みんぱく公開講演会「「民族」再考~日本と台湾から」」
趣旨
グローバル化の進行や大規模な人の移動とともに、人種差別、移民排斥、マイノリティ弾圧など、民族間の対立や分断が世界各地で先鋭化しています。日本も例外ではありません。自治体は多文化共生施策を推進していますが、外国人労働者問題や特定の民族へのヘイトスピーチ(憎悪表現)などはいぜんとして解決の方向に進んでおらず、むしろ深刻化しているようにさえみえます。そもそも「民族」とは何でしょうか。民族という概念はどのようにつくられたのでしょうか。家族や地域の共同体、国民国家の流動化によって、民族のかたちも変わるでしょうか。本講演会では、日本と台湾の事例を通して、これらの問題をあらためて考えてみたいと思います。
日 時:2022年11月11日(金) 18:30~20:40(開場17:30)
場 所:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7日経ビル3F)
定 員:300名(要事前申込み/先着順)
参加費:無料
受付期間:10月6日(木)9:00 ~ 11月2日(水)17:00
・講演会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7日経ビル3階)
会場参加、Webライブ中継視聴のどちらかにお申し込み可
詳しくは上記サイトで
プログラム
総合司会 平井京之介(国立民族学博物館教授)
17:30~18:30受付
18:30~18:35(5分)開会挨拶津川悟(日本経済新聞社大阪本社編集局長)
18:35~18:40(5分)挨拶吉田憲司(国立民族学博物館長)
18:40~19:05(25分)講演 1「日本における『民族』概念
その東アジアへの伝播とロシアとの比較を交えて」
小熊英二(慶應義塾大学総合政策学部教授)
19:05~19:30(25分)講演 2「多様なアイヌ民族とシサム(隣人としての和人)」
齋藤玲子(国立民族学博物館准教授)
19:30~19:55(25分)講演 3「民族のモザイク~台湾の経験」
野林厚志(国立民族学博物館教授)
19:55~20:10(15分)休憩
20:10~20:40(30分)ディスカッション小熊英二 × 齋藤玲子 × 野林厚志
以上