岩手…遠野市立博物館「平成29年度夏季特別展~伊能嘉矩と台湾研究~」&遠野文化フォーラム「伊能嘉矩生誕150年-郷土研究と台湾研究の生涯をめぐってー」
明治期の台湾研究で有名な伊能嘉矩の生誕150年を記念した展示とイベントが伊能出身地の遠野(遠野物語でも有名な)で開かれます。
A)「平成29年度夏季特別展~伊能嘉矩と台湾研究~」
www.tonojikan.jp/event/0721-2/ より転載します。
event開催:2017年7月21日(金)~9月24日(日)
place場所:遠野市立博物館 企画展示室
info_outlineお問い合わせ:遠野市立博物館|phone電話番号:0198-62-2340
webホームページ:http://tonoculture.com/tono-museum/
●伊能嘉矩について
伊能嘉矩は、慶応3年(1867)遠野南部氏の城下町遠野に生まれ、明治26年(1893)東京帝国大学の坪井正五郎から人類学を学びました。明治28年(1895)台湾に渡り、10年間にわたって台湾原住民の調査・研究を行いました。遠野に帰ってからは、台湾研究を進めるかたわら、柳田國男や佐々木喜善、ネフスキーなどの民俗学者と交流し、『遠野物語』の成立にも影響を与えました。台湾研究の大著『台湾文化志』は、現在も国際的に高い評価を受けています。
本年は、伊能嘉矩の生誕150年の節目にあたります。7月~11月には遠野で、11月~1月には国立台湾大学図書館で展覧会を開催いた
します。遠野会場では伊能嘉矩の業績の中から、台湾研究の成果を中心に当時の種族の写真やスケッチ、書簡をはじめ、調査した資料
を何度も推敲を重ねた原稿類の他、国立台湾大学で所蔵する伊能嘉矩が収集した人類学関係資料を展示します。国立台湾大学図書館で
は伊能嘉矩の生涯を紹介するパネルを中心に展示します。
◆会期:平成29年7月21日(金)~9月24日(日)
※国立台湾大学からの借用資料を展示します。
◆会場:遠野市立博物館 企画展示室
◆入館料:一般300円、高校生以下150円、団体(20名以上)一般250円、高校生以下100円
◆開館時間:9時~17時(入館受付は16時30分まで)
◆休館日:7月31日(月)、8月31日(木)、9月30日(土)
B) 遠野文化フォーラム「伊能嘉矩生誕150年-郷土研究と台湾研究の生涯をめぐってー」
www.tonojikan.jp/event/0820-3/ より転載します。
event開催:平成29年8月20日(日)~平成29年8月21日(月)
place場所:あえりあ遠野交流ホール(20日)、
遠野市立図書館 視聴覚ホール(21日)
info_outlineお問い合わせ:遠野文化研究センター 調査研究課|
phone電話番号:0198-60-2800
webホームページ:http://tonoculture.com/
8月20日(日)、21日(月)に「遠野文化フォーラム」が開催されます。
入場無料です。参加希望の方は下記までお申し込みください。皆様のお越しをお待ちしております。
【遠野文化フォーラム1日目】
「伊能嘉矩生誕150年~郷土研究と台湾研究の生涯をめぐって」
◆日時 平成29年8月20日(日) 開場12:30/開演13:00
◆場所 あえりあ遠野 交流ホール(岩手県遠野市新町1-10)
◆内容
●13:00
文化交流協定書締結式 遠野市・國立台湾大学図書館
特別展記念講演「伊能嘉矩と台湾研究」呉 密察(國史館館長)
●14:20
表彰 遠野文化賞、佐々木喜善賞
認定交付 遠野遺産、遠野こだわりの「語り部」
遠野遺産活用事例報告
●15:40
シンポジウム「日本と台湾の神話・伝説・昔話」
コーディネーター 赤坂憲雄(民俗学者、遠野文化研究センター所長)
パネリスト 呉 密察(歴史学者、國史館館長)、三浦佑之(千葉大学名誉教授)、山田仁史(東北大学准教授)
●17:00 閉会
【遠野文化フォーラム2日目】
トークライブ「遠くて近い!?台湾と遠野、その文化の魅力を語る」
◆日時 平成29年8月21日(月)10:00~12:00
◆場所 遠野市立図書館 視聴覚ホール(岩手県遠野市東舘町3-9)
◆内容
シアター「映像で知る台湾原住民の伝統と現代」(順益台湾原住民博物館制作)
トークライブ 赤坂憲雄(遠野文化研究センター所長)× 邱 淑珍(翻訳家・伊能嘉矩研究者)
≪お問い合わせ・申込先≫
遠野文化研究センター 調査研究課
TEL:0198-60-2800 FAX:0198-62―5857
E-mail tono100@city.tono.iwate.jp
以上